産経WEST

【韓国新政権】歴代大統領の悲惨な末路の要因…「ハイエナ検察」を改革できるか、早くも「文氏おもねり」が出現

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【韓国新政権】
歴代大統領の悲惨な末路の要因…「ハイエナ検察」を改革できるか、早くも「文氏おもねり」が出現

ソウルの大統領府で開いた国家安全保障会議で発言する韓国の文在寅大統領=14日(大統領府提供・聯合=共同) ソウルの大統領府で開いた国家安全保障会議で発言する韓国の文在寅大統領=14日(大統領府提供・聯合=共同)

 文氏は発言から2年以上たった2015年9月にコ氏を告訴した。それから1年8カ月がたって“突然”捜査が行われたことになる。

すぐ告訴体質こそ問題

 産経元支局長のケースで韓国政府当局者の一人は「告訴・告発された事件は関係者の聴取など、すべてただちに捜査が行われる。恣意(しい)的に産経を扱っているのではない」と話していたが、文氏の例のように2年近く放っておかれる事件もあり、この説明は事実とは遠かったようだ。

 それにしても、韓国の検察はなぜ、ここまで政治的なのだろうか。

 「金正日秘録」などの著書でおなじみの李相哲・龍谷大学教授は、本紙(大阪本社発行版)に連載した「内戦の韓国」で次のように書いている。

 「韓国政治の病は、5年単任制の韓国大統領にあるのかもしれない。任期半分を超えれば大統領は求心力を失う。3年をすぎれば、検察もメディアも次期政権の向背に敏感になる」

 そして何より、大統領をはじめ、公職にある人が「名誉を傷つけられた」として、告訴や提訴など法的手段にすぐに訴える発想がある。本当に根拠のない批判や誹謗中傷ならともかく、公職者には公益のための批判であれば、それを甘受する度量も求められる。それが民主主義社会だ。

 文氏も今回の選挙戦中、国連の対北人権非難決議をめぐる北朝鮮への“おうかがい疑惑”で同僚でもあった元外相を告訴した。

 組織改革の前に、為政者のこうした認識を改めることが最も重要かもしれない。

このニュースの写真

  • 歴代大統領の悲惨な末路の要因…「ハイエナ検察」を改革できるか、早くも「文氏おもねり」が出現

関連ニュース

「産経WEST」のランキング