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30年後は六甲アイランド沖に大規模コンテナターミナル 神戸市の審議会が答申

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30年後は六甲アイランド沖に大規模コンテナターミナル 神戸市の審議会が答申

六甲アイランド沖に整備する予定のコンテナターミナルのイメージ図(神戸市提供) 六甲アイランド沖に整備する予定のコンテナターミナルのイメージ図(神戸市提供)

 開港150年を迎えた神戸港について、30年後を見据えた将来構想を協議してきた神戸市の諮問機関「神戸港港湾審議会」は18日、久元喜造市長に答申書を提出した。構想では、六甲アイランド南沖に造成する人工島に大規模なコンテナターミナルを整備。一方で観光都市としての魅力を高めるため、ウオーターフロントの再開発にも取り組むことをあげている。

 答申書によると、廃棄物で海面を埋め立てて人工島を造成する「フェニックス計画」により、10年後をめどに完成予定の六甲アイランド南沖の土地約333ヘクタールに、大型のコンテナターミナルを整備する。さらに部品を組み立てて完成品を輸出する加工・製造業者も誘致。生産拠点が東南アジアやインドへと移るなか、日本の高度な技術力を駆使して付加価値を付けることで、神戸港の需要を高めるのが狙いという。

 このほか、クルーズ客の増加を受け、神戸ポートターミナルと中突堤旅客ターミナルを再編。ポートターミナルには商業施設やオフィスを誘致し、にぎわいを創出する。新港突堤西地区にはヨットハーバーを整備するほか、夜景の魅力アップに向けて「光のショー」で演出する。

 平成27年から約2年間、有識者や港湾事業者らでつくる同審議会が、将来像について検討を重ねてきた。久元市長は「港を取り巻く環境の変化を先取りし、構想の具体化に取り組みたい」と述べた。

 構想は、19日に開かれる開港150年の記念式典で正式発表される。

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