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石見銀山標本発見 説明用か技能伝承用か? 鉱山の経営実態判明に期待 資料館の仲野義文館長

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石見銀山標本発見 説明用か技能伝承用か? 鉱山の経営実態判明に期待 資料館の仲野義文館長

石見銀山資料館内部と仲野館長=5月16日午後3時38分、島根県大田市大森町(小林宏之撮影) 石見銀山資料館内部と仲野館長=5月16日午後3時38分、島根県大田市大森町(小林宏之撮影)

 「『すごい』としか言いようがない」-。江戸時代に石見銀山で採掘された鉱物資料が標本としてこれだけまとまって見つかったことに、石見銀山資料館の仲野義文館長(日本近世工業史)は驚きを隠さない。

 標本があったのは、山師の中の要職「山組頭(やまくみがしら)」や、銀山町の運営に当たる「町年寄」を務めた家系の家屋。所蔵品の整理中に見つかったという。

 詳細な標本が作られた経緯について、仲野館長は「山組頭は、代官所と山師との取り次ぎの立場にあったため、代官や幕府の役人に対して説明する際の見本として作った可能性がある」と指摘。さらに「山師の重要な技能である、鉱石の品位を見極める『見立て』の力を伝承するためとも考えられる」とみる。

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