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【虎のソナタ】阿倍野団子にむせかえった?虎打線

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【虎のソナタ】
阿倍野団子にむせかえった?虎打線

福留の休養日で、原口が今季2度目の4番に入った 福留の休養日で、原口が今季2度目の4番に入った

 チームの4番を任せた打者を“週一”で休ませねばならない…というリスクはいかにもシリアスな印象がある。しかもマウンドにはエース。つまり「1点を争う」試合が想定されるから、考えようによってはギャンブル性が漂う。だが金本監督の「福留の使い方」はそれを感じさせなかった。一体それはどこからくるのだろう…。

 編集委員上田雅昭はそのことについて「メジャーでもあえて休みをとらせて、それによって次の試合から活力と英気を出してもらうという考え方は常態化している。つまりベンチの空気がみんな“前向き”なんです。その空気を引き出すことに金本監督は成功している」という。

 これがこの日の「福留がスタメンから不在」という悲観的なメンタリティーを打ち消して「4番・原口-5番・中谷のフレッシュ・コンビ」はどんな打撃をみせるか? に興味がかかっていく。妙に“空腹感”がない。これはあきらかに金本監督の催眠術? にわれわれも、阪神ファンも、ナインも暗示にかけられている。

 -人間五十年 化転(げてん)の中(うち)をくらぶれば 夢幻しの如くなり…

 永禄3(1560)年のきょう5月19日、27歳の織田信長は土砂降りの雨のなか、桶狭間の今川義元の大軍を襲うとき、部下の前でろうろうと幸若舞の「敦盛」を舞ってみせ、あきらかに捨て身で部下の“おびえ”を打ち消した…。

 しかし…だ。その緊迫感? のなかで、きな粉まみれの「阿倍野団子」を陣中見舞いに出したら「信長軍」は気勢がそがれるではないか!

 ん、貴様は何を書いているのか? 少し説明させてもらう。

 この日、わが運動部長のゴリラ稲見誠はジッとしとれん! と会議が終わると甲子園に走った。その前に陣中見舞いの景気づけのつもりで「きな粉たっぷりの阿倍野団子」を買い込んで…。これが下戸の哀しさ。上田でさえむせかえるほどだ…。

 もちろん、きな粉には罪はないが…甘いヮ。結果的に阪神打線はジョーダンに“むせかえって”ばかりいた。原口-中谷コンビで初回に先手をとったものの…あとが続かない。いわゆる「スミ1」のまんま…メッセも踏ん張ったが…あと1点が届かなかった。

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