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【西論】五輪マラソン選考新方式 東京でメダル、戦略的強化策急げ

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【西論】
五輪マラソン選考新方式 東京でメダル、戦略的強化策急げ

 さらに、選考方法の変更は、選手強化に直接つながるとは限らないだろう。マラソン界を席巻するアフリカ勢とどのように戦うのか、暑熱対策や長期的なトレーニングはどうするのか-など戦略的な選手強化策が急務ではないだろうか。

 世界のマラソンはスピード化する傾向にあり、日本は大きく引き離されているのが現状だ。16年リオ五輪のマラソンで日本勢は惨敗し、世界との大きな差を見せつけられた。東京五輪でメダル獲得を目指すのはもちろんだが、新たなマラソンランナー発掘など東京五輪以降も見据えた選手強化策が必要だ。マラソンの選手層を厚くし、日本のマラソン界全体のレベルアップを目指すべきだろう。

 ◆マラソン文化の育成

 日本のマラソン界にとって、忘れてならないのは各地の代表選考会の歴史の積み重ねが、マラソン文化を育んできたということだ。選考会の関係者が切磋琢磨(せっさたくま)してそれぞれの大会を盛り上げることで、有望な選手が誕生し、選手だけでなく、マラソンファンらの裾野を広げてきた。

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