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【エンタメで生きるんや(7)】
自分のハードル乗り越え挑戦続ける 作家・塩田武士さん
--今、京都にお住まいですよね。住み心地はどうですか
塩田 平成24年1月からです。もともと住みたかった街だったんですが、京都を舞台にした『雪の香り』という作品に取り組む予定だったので引っ越しました。鴨川はきれいで、すごくリフレッシュできます。ちょっと自転車に乗ったらいろんなところに行けるし、いいお店もたくさんあって快適です。ずっと京都に住むと思います。
--毎日、自転車で20キロ走っているとか
塩田 作家になると本当に動かないんです。走ると心身ともにすっきりするんですよ。その間に考え事をして携帯電話にメモして。夏は早朝、それ以外の季節は午前中です。いつも5時に起きてそこから一日の活動を始めます。
--一日にどれぐらい仕事をするのですか
塩田 娘の世話もしなければならないので、その時間を引いておかないといけない。夜は比較的早く寝ないといけないので、仕事は午後10時くらいまでですかね。自転車で出かけたり娘と遊んだりする時間以外は資料を調べているか本を読んでいるか、ひたすら仕事です。
--ご家族は
塩田 25年に長女、28年に次女が誕生しました。家で仕事をしているので、娘が仕事場に入ってくるんですよ。