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愛知・瀬戸の公立病院をめぐる贈収賄事件 第三者供賄罪で医師を起訴

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愛知・瀬戸の公立病院をめぐる贈収賄事件 第三者供賄罪で医師を起訴

 愛知県瀬戸市の公立陶生病院が発注した治験補助業務を巡る贈収賄事件で、名古屋地検は18日、第三者供賄の罪で呼吸器・アレルギー疾患内科部長、谷口博之容疑者(63)を、贈賄の罪で臨床試験支援会社「ASOCIA(アソシア)」の実質経営者、小曽根秀明容疑者(53)を起訴した。

 起訴状によると、谷口被告は平成26年10月~27年3月、小曽根被告らから4回にわたり、別会社が請け負う業務を同社で受注できるよう依頼を受け、義理の娘(30)を同社に雇用させ、27年3~9月に勤務実態がないのに計約94万円を娘の口座に振り込ませたとしている。

 愛知県警によると、谷口被告は病院で治験補助会社を選ぶ立場にあった。小曽根被告が26年12月、発注先だった別会社から独立してアソシアを設立すると、業務の大半を同社へ切り替えていた。

 捜査関係者によると、谷口被告の義理の娘と実の娘は25~26年、発注先の別会社でも雇用されており、両被告は親族の雇用を通じて関係を深めたとみられる。ここでも義理の娘に勤務実態はなかったという。

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