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【関西の力】川島織物セルコンを見学するツアー 「繊細な技術に感銘」参加者から感嘆の声

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【関西の力】
川島織物セルコンを見学するツアー 「繊細な技術に感銘」参加者から感嘆の声

川島織物セルコンの工場で職人が織機を使って織物をする様子を見学する参加者=18日、京都市左京区(寺口純平撮影) 川島織物セルコンの工場で職人が織機を使って織物をする様子を見学する参加者=18日、京都市左京区(寺口純平撮影)

 関西が世界に誇る伝統や技術を紹介している産経新聞夕刊1面で連載の「関西の力」で紹介した現場を見学するツアーが18日、美術工芸織物の老舗「川島織物セルコン」(京都市左京区)で行われ、ウェーブ産経の会員39人が、ものづくりの妙技に感嘆の声を上げた。

 関西の力の現場を見学するツアーは初めてで、今回は第1部「伝統の力」で取り上げた祇園祭の山鉾(やまほこ)の懸装品(けそうひん)を作った同社を訪問した。

 この日は、日本最古の企業博物館とされる同社の「織物文化館」と工場をめぐり、織物文化館では明治24(1891)年に来日した大津事件で知られるロシアのニコライ皇太子も気に入ったという同社の織物が紹介され、参加者は興味深げに眺めていた。工場では15歳で入社し、約50年働いている職人について、担当者から「後進の育成にも貢献している」と説明を受けると、熟練の職人が現場の一線にいることと、その技術が継承されていることに驚きの声が上がった。

 大阪府交野市から参加した山本蓉子さん(77)は「繊細な技術に感銘を受けた。本当に来てよかった」と話していた。同社でのツアーは6月にかけて、今後4回行われる。

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