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「『笑い』はがんに効く」実証研究スタート 国内初、大阪国際がんセンターが吉本興業などとタッグ

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「『笑い』はがんに効く」実証研究スタート 国内初、大阪国際がんセンターが吉本興業などとタッグ

笑いとがん医療の実証実験で落語を披露する桂文枝さん=18日午後、大阪市中央区(水島啓輔撮影) 笑いとがん医療の実証実験で落語を披露する桂文枝さん=18日午後、大阪市中央区(水島啓輔撮影)

 宮代勲・がん対策センター所長は「4カ月という長期でがんと『笑い』の研究をするのは初めて」と指摘。左近賢人病院長は「患者さんは笑っているときはがんや心配事を忘れる」と述べ、笑いががん治療に与える効果に期待を寄せる。

 乳がんを患い、抗がん剤治療のために通院している大阪市住吉区の中川智(ち)晶(あき)さん(48)は「笑い続けていました。軽く運動したみたいに体がぽかぽかと温かい」と笑顔。「笑いとがんの関係が医学的に立証されていないことに驚いた。患者として役に立ちたい」と意気込んだ。

 文枝さんは「昔から『笑いは気の薬』といわれていた。一時でも安らぎを感じてもらえれば。結果が楽しみ」と手応えを感じた様子だった。公演には今後、落語家の桂文珍さんや桂ざこばさん、漫才師のオール阪神・巨人さんや大木こだまひびきさんらが出演する。

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