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「『笑い』はがんに効く」実証研究スタート 国内初、大阪国際がんセンターが吉本興業などとタッグ

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「『笑い』はがんに効く」実証研究スタート 国内初、大阪国際がんセンターが吉本興業などとタッグ

笑いとがん医療の実証実験で落語を披露する桂文枝さん=18日午後、大阪市中央区(水島啓輔撮影) 笑いとがん医療の実証実験で落語を披露する桂文枝さん=18日午後、大阪市中央区(水島啓輔撮影)

 「笑い」ががん患者のストレス軽減や免疫機能向上に与える影響を調べようと、大阪市中央区の「大阪国際がんセンター」で18日、実証研究が始まった。同センターが松竹芸能と米朝事務所、吉本興業とタッグ。初回は、落語家の桂文枝さんらが登場し、軽妙な語り口で会場をわかせた。同センターのがん患者らが対象で、継続的な笑いががん医療に及ぼす影響をみる研究は日本初。8月まで検証を行い、結果は年度内に国際学術誌で公表する。

 「大いに笑ってストレスを発散していただきたい。でないと、今度は私にストレスが…」。18日午後、同センターの1階ホールに、がん患者ら約200人の笑い声が響いた。「わろてまえ劇場」と名付けられた舞台に登場したのは桂文枝さんら落語家3人。通院や外国人とのやり取りなどを題材にした創作落語を約1時間披露した。

 今回の研究では、8月末までに落語や漫才などの公演を2週間に1回、計8回開催。患者らを、すべての公演を鑑賞するグループと、半分だけ観賞するグループに分け、血液検査やアンケートを実施。免疫機能や生活の質(QOL)など心身の変化を比較する。

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