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【虎のソナタ】「ビーストや!」ボブ・サップと糸井が甲子園で邂逅

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【虎のソナタ】
「ビーストや!」ボブ・サップと糸井が甲子園で邂逅

試合前練習 ボブ・サップの胸を触る阪神・糸井嘉男=甲子園球場(撮影・松永渉平) 試合前練習 ボブ・サップの胸を触る阪神・糸井嘉男=甲子園球場(撮影・松永渉平)

 練習中の阪神ベンチに背番号『31』のユニホームを着用したボブ・サップに阪神ナインはオー! と驚く。糸井選手も握手して「ビースト(野獣)や!」と逆にその迫力を吸収しようとするぐらいだ。

 もちろん、ボブ・サップは甲子園の雰囲気には「グレート!」と大感激していたが、目的の“神懸かり”の猛虎の強さを彼はタップリと吸収して引き揚げていった。

 しかし…能見の鬼気迫る力投に野獣のオーラが乗り移ったように快刀乱麻…。ところがバルデスの老獪さに阪神打線もてこずり原口の一発のみで試合は終盤へ。得てしてこういう展開になると、もつれるし、勝敗は皮肉な結果になる。

 七回表に追いつかれて何やらあやしい気配…それで金本流の大胆な投手リレーがこれまたタイトロープで、一歩狂えば奈落の底に真っ逆さま…だったが、桑原-高橋-マテオ-ドリスと前夜の秋山完投の“余力”をまんまと利用して…そこに守備から出場の高山がいいところで二塁打…今、世界中で最も“幸せな監督”金本知憲は試合後も余裕。

 そういえば試合前に新里公章が「また、僕は記者席の奥にいれておいたおにぎりをカラスに横取りされました…」といって嘆いてきた。そりゃあカラスは学習するんだ。それをまた同じミスをした新里はカラス以下? 阪神もカラスも「学び経験し進化し…獲物にありつく」のである。

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