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高浜原発4号機が「臨界」到達、フル稼働へ

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高浜原発4号機が「臨界」到達、フル稼働へ

 「臨界」に達した関西電力高浜原発4号機(手前)。奥は3号機  「臨界」に達した関西電力高浜原発4号機(手前)。奥は3号機

 再稼働した関西電力高浜原発4号機(福井県高浜町)は18日午前、核分裂が安定して続く「臨界」に達した。22日に発電と送電を始め、25日にフル稼働する見通し。原子力規制委員会の最終検査を受け、6月中旬に営業運転に移行する。

 関電は17日午後5時、核分裂を抑えるため炉心に挿入されていた制御棒を引き抜き、原子炉を起動させた。

 発送電を始めた後は、冷却水に含まれるホウ素濃度を低下させ原子炉の出力を上昇。タービンへの蒸気量を増やして発電機の出力を上げ、フル稼働に到達する。

 原子炉には、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料4体を含む157体の燃料集合体が装填されており、4号機として初めてプルサーマル発電を行う。

https://www.youtube.com/watch?v=BVJil6-npbw

 4号機は昨年2月、再稼働直後に電気系統のトラブルで緊急停止。同3月の大津地裁による運転差し止めの仮処分決定で、3号機とともに運転できない状態が続いていたが、大阪高裁が今年3月に取り消し、法的に運転可能な状態になった。

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