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「住吉市民」跡地に誘致の民間病院が撤退へ、大阪市3度目頓挫

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「住吉市民」跡地に誘致の民間病院が撤退へ、大阪市3度目頓挫

平成30年3月末で閉院する住吉市民病院 平成30年3月末で閉院する住吉市民病院

 平成30年3月末で閉鎖される大阪市立住吉市民病院(住之江区)跡地に市が誘致することで合意した民間病院が、市に撤退を申し出たことが17日、分かった。この民間病院をめぐっては、設計ミスにより新病院の開業が当初予定の30年4月から2年以上遅れるうえ、市民病院が現在担っている小児周産期医療や福祉的な役割を継承できるかどうか、市議会で懐疑的な見方が出ていた。

■橋下氏が「府立病院と二重行政」指摘で閉鎖…

 撤退するのは、住之江区内で南港病院を運営する社会医療法人三宝会。関係者によると、17日に市へ誘致を辞退する申し出があった。誘致をめぐって市は25年以降、公募に2回失敗しており、個別協議に切り替えた今回も白紙に戻る。

 もともと住吉市民病院は現地建て替えが決まっていたが、橋下徹前市長が24年、直線距離で約2キロ離れた大阪府立病院との「二重行政」を指摘。市民病院を閉鎖して府立病院に機能統合する方針に転換した。

 しかし地元から存続を求める声が上がり、議会は閉院の条件として跡地へ民間病院を誘致することを決議した。これを受け市は25年以降、公募を2回実施したが、小児科医を確保できないなどの理由で失敗。個別交渉で臨んだ27年8月、三宝会を誘致事業者に選定した経緯がある。

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