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日文研30年記念講演、初代所長梅原氏「新しい研究、希望通りの日文研」

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日文研30年記念講演、初代所長梅原氏「新しい研究、希望通りの日文研」

日文研の設立当時を振り返る梅原猛さん=17日、京都市西京区(南雲都撮影) 日文研の設立当時を振り返る梅原猛さん=17日、京都市西京区(南雲都撮影)

 日本文化を多彩な視点で研究する京都市西京区の国際日本文化研究センター(日文研)の創立30周年記念講演会が17日、日文研講堂で開かれた。初代所長で顧問を務める哲学者、梅原猛さんは「新しい研究も生まれており、希望通りの日文研になった」と述べ、今後の発展に期待を込めた。

 日文研は昭和62(1987)年に設立。心理学者の故・河合隼雄さんや日本文学研究者のドナルド・キーンさんら個性的な研究者が集まり、独創的な成果を発表してきた。現在も妖怪研究の第一人者の小松和彦所長、『京都ぎらい』の著書などで知られる井上章一教授ら多彩な人材がそろっている。

 梅原さんは「日文研と私-回顧と展望」と題して講演。冒頭に「日文研は永遠なり!」と声を上げて会場を沸かせたあと、設立当時について「総合的で国際的な日本研究が必要だと思っていたが、だれもができると思っていなかった。しかし絶対できると信じていた」と振り返った。今後については「研究者は少数精鋭でみんな創造者。喜んでいます」と満足そうに話した。

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