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【僧侶ら6人逮捕】15年前にも土砂崩落 宗教法人、以前から残土搬入か

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【僧侶ら6人逮捕】
15年前にも土砂崩落 宗教法人、以前から残土搬入か

大阪府警の捜査員に連行される坂田義明容疑者=16日午前7時55分ごろ、兵庫県姫路市 大阪府警の捜査員に連行される坂田義明容疑者=16日午前7時55分ごろ、兵庫県姫路市

 大阪府河内長野市の宗教法人「成田山不動院」関連施設の敷地に無許可で土砂が運び込まれた事件で、平成14年にも同じ敷地内で放置された土砂が崩落していたことが17日、捜査関係者らへの取材で分かった。法人側が当時も現場で残土を処理していた可能性があり、大阪府警は逮捕した法人幹部で僧侶の坂田義明容疑者(67)が、過去の手法を引き継いだ疑いもあるとみて調べている。

 市関係者らによると、土砂崩れは14年6月ごろ発生。市が立ち入り調査し、少なくとも約130立方メートルの土砂を確認した。土砂にはタイヤなどの廃棄物も交じっていたという。

 市は同法人に対し、崖下の1級河川・石川に流出した土砂の撤去や土砂崩落を止めるよう指導。同法人は協力の意向を示したが、土砂はそのまま放置された。同法人の関係者は当時、市に対し「壊れた進入道路を修復するため、土砂を一時的に置いていた」などと釈明していた。

 捜査関係者らによると、坂田容疑者はかつて貿易会社を営んでおり、法人で本格的に活動を始めたのは26年末ごろ。信者の女性は産経新聞の取材に対し、「過去にも(坂田容疑者とは)別の法人幹部が、お金をもらって残土を捨てさせていた」と証言した。

 府警は17日午前、府砂防指定地管理条例違反などの疑いで、坂田容疑者や建設会社役員、松島募(つのる)容疑者(67)ら6人を送検した。

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