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【依存~断てないギャンブル(3)】「あんた、死んだら」 母の言葉を契機に目覚める 「ギャンブル悪ではない」

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【依存~断てないギャンブル(3)】
「あんた、死んだら」 母の言葉を契機に目覚める 「ギャンブル悪ではない」

ギャンブル依存症を克服した依存症回復のワンネスグループ共同代表の三宅隆之さん=平成29年4月28日(前川純一郎撮影) ギャンブル依存症を克服した依存症回復のワンネスグループ共同代表の三宅隆之さん=平成29年4月28日(前川純一郎撮影)

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▼(2)日頃の劣等感を癒やしてくれる気分、のめり込み…から続く

 ギャンブルが原因の使い込みや横領で会社を2度追われた三宅隆之(42)=奈良県在住=は母の「死んだら」との一言から一度は死のうと考えたが、そのとき、思いとどまったのは、医師から言われた“ある言葉”だった。

「刑務所に行くか、自殺するか」

 三宅は十数年前、いったん実家に戻った。だが、ギャンブルは断てず、就職した会社で使い込みをし、わずか数カ月で退職する。その際の弁済の費用は、妹が払った。

 それでも就職先を探そうと雑誌をめくっていた三宅に、母親が「(働いたら)あんた、また(盗みを)やるんだろ。死んだら」と泣いて訴えたという。

 「死んでやる」と、売り言葉に買い言葉で実家を飛び出し、身を投げるため、近くの川の前にたたずんだ。そこで数年前に受診したメンタルクリニックの医師の言葉を思い出した。

 《このままだと、刑務所に行くか、自殺するかですよ》

 確かに、刑務所に行かないまでも盗みを繰り返し、恐らく死ねないが自殺しようと、川の前にいた。すべてが医師の言葉通りになったと思った三宅は、ようやく自分と向き合った。

 インターネットで支援団体を探し、施設に入所して回復の道を歩み始める。2年はパチンコやスロットに手を出さず、法律関連の事務所で働き、第二の人生をスタートさせた。

処方箋は…「かつて迷惑をかけた人に会う」「少額でよいから返済」そして

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