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【エンタメで生きるんや(5)】故郷・尼崎で事件記者を経験 捜査車両を尾行したら自分もつけられていた  作家・塩田武士さん

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【エンタメで生きるんや(5)】
故郷・尼崎で事件記者を経験 捜査車両を尾行したら自分もつけられていた  作家・塩田武士さん

神戸新聞記者時代に先輩記者から指導を受ける塩田武士さん(左、本人提供) 神戸新聞記者時代に先輩記者から指導を受ける塩田武士さん(左、本人提供)

 今は違うかもしれませんが、当時はそれなりの厳しさはあった時代だと思います。それを経験できたことは大きかったです。

 --事件現場の聞き込み取材では、塩田さんはいつも何かをつかんでいる感じがしました

 塩田 運がいいところはありました。警察よりも早く防犯カメラの映像を手に入れるということは結構やってたんですけど、勘なんですよね。こんなことがありました。どの社もつかんでないはずのガサ(家宅捜索)情報をキャッチして捜査車両を現場まで尾行したときのこと。気付かれて、刑事さんが車から出てきて「ああ、塩田さんか。邪魔せんといてや」「遠くから撮りますから」というやりとりがあって…。

 --どうなりました?

 塩田 捜査員がガサに入ったところを写真とって「よっしゃ」と振り返ったら、他社の記者が電柱に隠れてじっとこっちをみているんです。僕も後をつけられていたんです。

 --それにしてもどん欲な仕事ぶりでした

 塩田 裁判所に行ってもいつも何かネタはないかと探してました。いつか小説に書こうと思っているわけですよ。そういうやつの方がガムシャラに働くかもしれないですね。

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