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夏の味覚・ハモ、小豆島産が今年初出荷

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夏の味覚・ハモ、小豆島産が今年初出荷

「小豆島 島鱧」(PRポスターから) 「小豆島 島鱧」(PRポスターから)

 小豆島(香川県)周辺の海域で漁獲量が増えているハモを「小豆島 島鱧(しまはも)」のブランド名で普及に取り組む土庄町の四海漁業協同組合(穴山雅博組合長、62人)は15日、今年の島鱧を初出荷した。関係者ら約80人が出荷式を開いて祝った。

 同漁協では平成27年から漁獲量が増え始めたハモを一定の条件でブランド化し、新たな小豆島のブランド商品として販路拡大に取り組んでいる。昨年は水槽や冷却装置を設置するなど安定供給にも力を注いでいる。

 この日は大阪市の市中央卸売市場へ約300キロが活魚トラックに積まれ出荷された。出発前にテープカットが行われ、穴山組合長は「高品質を目指してブランド力を付け、普及に努めたい。島鱧の名が広がるといい」と話した。

 ブランド化には、小豆島近海産▽サイズは300グラム以上2キロ未満▽1日以上置いて胃の内容物を出し切る▽漁で網を引く時間は1時間以内-の4条件を満たすことを義務づけており、現在20人の組合員が参加している。

 組合では市場へ直接輸送することでコストの低減と鮮度の維持を図り、資源循環の観点から小さな魚体の保護と産卵が期待できる2キロ以上のハモは放流するなど、長期的な視野で取り組んでいる。今後は加工場を設けて骨切りや真空包装の機械を導入するなど、6次産業化を目指すという。

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