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350年振りに「唐人行列」復活 和歌山・紀州東照宮の「和歌祭」3万人でにぎわう

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350年振りに「唐人行列」復活 和歌山・紀州東照宮の「和歌祭」3万人でにぎわう

紀州東照宮の大祭「和歌祭」で350年振りに復活した唐人行列 =和歌山市 紀州東照宮の大祭「和歌祭」で350年振りに復活した唐人行列 =和歌山市

 約400年前の江戸時代から続く和歌山市和歌浦西の紀州東照宮の大祭「和歌祭」が14日、同宮周辺で行われた。神輿(みこし)を担いで石段を下りる「神輿おろし」のほか、渡御行列に約350年ぶりに「唐人」の行列が復活。また、和歌浦地区が「絶景の宝庫 和歌の浦」として日本遺産に認定されたことも祝われた。

 和歌祭は、元和8(1622)年、紀州藩の初代藩主、徳川頼宣が父、家康を弔うために始めたとされる。108段の石段を下りる「神輿おろし」では、約60人の若者らが「チョーサー」と力強いかけ声を響かせた。

留学生も参加

 総勢約800人が参加する渡御行列では、和歌山大学の留学生がオレンジや緑色の上着、金色の帽子など南蛮人の姿を模した「唐人」の行列を再現。また、合戦の勝利を祝って踊ったと伝わる餅搗(もちつき)踊や雑賀(さいか)踊などを披露しながら約4・5キロを練り歩き、約3万人の見物客でにぎわった。

 「唐人」の行列に参加した同大の留学生でベトナム人、レーティホン・ニュンさん(27)は「日本の祭りに参加でき、貴重な体験になった。日本文化に触れられて楽しかった」と話していた。

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