産経WEST

【衝撃事件の核心】「ここで腹切るわ!」キレた市議がテレビ局で〝切腹未遂〟騒動 政活費報道めぐり直談判 不可解な市幹部同行

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
「ここで腹切るわ!」キレた市議がテレビ局で〝切腹未遂〟騒動 政活費報道めぐり直談判 不可解な市幹部同行

朝日放送で報道局幹部と面談中、突如懐から包丁を取り出して現行犯逮捕された大阪府富田林市の左近憲一前市議。自らの政務活動費をめぐる報道に対して抗議していたというが… 朝日放送で報道局幹部と面談中、突如懐から包丁を取り出して現行犯逮捕された大阪府富田林市の左近憲一前市議。自らの政務活動費をめぐる報道に対して抗議していたというが…

 テレビ局の中で「俺はここで腹切るわ!」と懐から包丁を取り出したのは、20年近いキャリアを持つ現職のベテラン市議だった。4月下旬、大阪市福島区の朝日放送で包丁を出したとして、銃刀法違反の疑いで大阪府富田林市の左近憲一前市議(70)=5月12日付で辞職許可=が現行犯逮捕された。自身の政務活動費(政活費)をめぐる報道に不満を持ち続け、同社の報道局幹部と直談判中に〝切腹〟を図ろうとして取り押さえられたというお粗末な話。もともと「激高しやすい性格」だったという。一方、同社との話し合いには市職員3人も公務で同行。政活費問題に「市も住民訴訟でかかわっているから」というのが理由だが、市議の報道機関への抗議に市職員が随行することは果たして公務なのか…。

DVD提出にキレた?

 朝日放送や大阪府警福島署によると、発端は平成27年1月と3月、同社のニュース番組「キャスト」の報道。左近前市議が交通安全を呼びかける文言とともに、自身の名前を書いた看板の設置に政活費を使っていたことを問題視した内容だった。以降、左近前市議からは「事実と違う」などとして電話や来社による抗議が複数回あったという。

 ただ、左近前市議の周辺によると、報道から事件までの約2年間、左近前市議と朝日放送の間に延々とトラブルが続いていたわけではなかった。引き金になったのは、地元の「南河内オンブズマン」が大阪地裁に起こした政活費をめぐる住民訴訟の証拠品だった。

 オンブズマンは27年9月、「複数の富田林市議が政活費を違法に使っている」として、市長に対し、政活費を使った左近前市議らに「違法支出分」を返還させるよう求める訴訟を起こしていた。期間は22~26年度で、対象は市議会6会派と3人の市議。本来の使い道から外れ、違法に支出されたとする政活費の額は総額約7千万円に上る。

続きを読む

関連トピックス

「産経WEST」のランキング