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【エンタメで生きるんや(3)】漫才で培った関西弁の掛け合いセンス  作家・塩田武士さん

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【エンタメで生きるんや(3)】
漫才で培った関西弁の掛け合いセンス  作家・塩田武士さん

「section34」というコンビ名で漫才をしていた高校生のころの塩田武士さん(右、本人提供) 「section34」というコンビ名で漫才をしていた高校生のころの塩田武士さん(右、本人提供)

 --子供のころのことをお聞かせください

 塩田 (兵庫県の)尼崎という庶民的な町で育ちました。小さな建築会社を経営していた父はお酒が好きで、僕をよくスナックとか、競馬場とかに連れていきました。いろんなところへキャンプにも連れていってもらいました。

 --スポーツは?

 塩田 野球をやってましたが、運動神経で何かを成し遂げられるとは思っていませんでした。みんなが機嫌よくしてくれるということで、昔から人を笑わせるのが好きでした。

 --高校では漫才コンビを組んでいたそうですね

 塩田 その前に劇団に入ったんですが、鏡に映った自分を見て、あまりの華のなさに、これはあかんわと思い直しました。それでもエンターテインメントの世界で生きていきたいと思って、何かないかと考えているうちに、ひょっとしたら漫才ならできるかもしれないと。コンビ名は「section34(セクション・サーティーフォー)」といいます。

 --どんなふうに活動していたのですか

 塩田 漫才をテープに録音したり、コンテストに出たりを半年ぐらいやっていました。僕らは(同県)西宮市の私立高校に通っていました。コンテストの予選が平日で、たいていは大阪で行われていたので、2人して「風邪です」と仮病をつかって学校をさぼって行ってました。

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