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【世界ミニナビ】韓国・現代自動車、リコール端緒の内部告発者に“過剰報復”…韓国世論、批判強める

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韓国・現代自動車、リコール端緒の内部告発者に“過剰報復”…韓国世論、批判強める

2017年3月、ソウル・モーターショーで展示された現代自動車のクルマ。同社をめぐっては内部告発者への過剰ともいえる“報復”が韓国国内で議論を呼んでいる(AP) 2017年3月、ソウル・モーターショーで展示された現代自動車のクルマ。同社をめぐっては内部告発者への過剰ともいえる“報復”が韓国国内で議論を呼んでいる(AP)

 韓国・現代自動車の内部告発者への“過剰な報復”が議論を呼んでいる。リコール隠蔽疑惑を当局とメディアに告発した部長級の社員を解雇しただけでなく、営業秘密を流出させたとして検察に告発。国民権益委員会による不当解雇撤回と現職復帰の勧告は最終的に受け入れたものの、当初は拒否した。しかも解雇の効力を争うために起こした行政訴訟は継続する姿勢だ。さすがに韓国メディアも「グローバル企業なら公益情報提供者への報復ではなく、品質経営と顧客満足に取り組むべきだ」と苦言を呈す事態になっている。

大規模リコールの端緒

 韓国紙・ハンギョレ新聞(日本語電子版)によると昨年9月、現代自に25年勤務してきたこの社員が、国土交通部に現代・起亜自動車のリコール隠蔽疑惑を告発し、その内容を韓国メディアにも情報提供したのが発端だ。これが大規模リコール命令に発展した。

 これに対し、現代自は同年10月の懲戒委員会で、この社員について「会社の資料を無断で持ち出して外部に流出し、返還要求に従わなかったのは明白な社規違反」として解雇を決定。翌11月に解雇を発表した。

 会社側は「公益情報提供とは関係のない第三者のみならず特定インターネットサイトに会社の内部資料をそのまま転載するなど無分別に外部に流している」として裁判所に情報公開禁止仮処分申請を提出。中国などの競争企業に資料が流れることもありうると主張した。

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