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【エンタメで生きるんや(1)】「グリ森」脅迫テープ声の主、子供に着目  作家・塩田武士さん

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【エンタメで生きるんや(1)】
「グリ森」脅迫テープ声の主、子供に着目  作家・塩田武士さん

昨年刊行し、4月に発表された本屋大賞で3位になるなど今も話題の『罪の声』著者の塩田武士さん=大阪市浪速区 昨年刊行し、4月に発表された本屋大賞で3位になるなど今も話題の『罪の声』著者の塩田武士さん=大阪市浪速区

 新聞記者を経て作家になった塩田武士さん(38)が昨年刊行した『罪の声(講談社)』は未解決事件「グリコ・森永事件」を題材にした社会派小説。4月の本屋大賞で3位に入るなど今も話題だ。「人を楽しませたい」。大学時代に作家を志し、デビューするまで苦節12年。その間、漫才コンビを組んだこともある。情熱を持ち続ける原動力とは-。

 --デビューから9作目となる『罪の声』で山田風太郎賞を受賞し、本屋大賞も3位になりました

 塩田 勝負作だったので、これで売れなければどうしようと思ってました。もしこけていたら、同じ社会派の作品が書けなかった。まず次につなぎたいという気持ちがあったんです。

 --昨年8月の刊行以来、16万部です

 塩田 こんなスピードで売れていくなんて予想もしていませんでした。たった何カ月かで人生こんなに変わるんだ-と、自分がそういう予想外のところに身を置いていることを実感しています。

 それまで文学賞にノミネートされたことがなく、山田風太郎賞にノミネートされたときも周りの作品が強く、どうなるかわかりませんでした。受賞の知らせを受けて記者会見場に行くときのうれしさ。やっと認められた、スタートラインにたてた、という気持ちでした。昨年の週刊文春ミステリーベスト10で1位に選ばれたことも大きかったですね。

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