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所在不明児、名古屋で初の保護 大阪府警新設の「虐待対策室」

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所在不明児、名古屋で初の保護 大阪府警新設の「虐待対策室」

 大阪府警児童虐待対策室は8日、昨年12月から約4カ月間にわたり所在不明となっていた大阪府茨木市の生後8カ月の男児を名古屋市内で今月6日に保護したと発表した。全国初の虐待専門部署として今年4月に発足した対策室では、所在不明児の行方を府外まで追跡する方針を示していたが、不明児を保護するのは今回が初めて。

 対策室によると、男児はいずれも無職の実父(31)と実母(25)と生活していたが、両親が不仲になり、実母とともに茨木市の母方の祖母宅へ身を寄せていた。その後、復縁を求めた実父が2人を連れ出したまま行方が分からなくなっていた。

 男児が昨年12月、茨木市の4カ月児健診を受診しなかったため、市が今年2月、地元の児童相談所(児相)に通告。祖母も児相の求めに応じて翌3月、男児らの行方不明者届を府警に提出していた。

 対策室はその後、3人が愛知県内のビジネスホテルを転々としているとの情報を入手。実父には出店荒らしの疑いもあり、愛知県警の協力を得て行方を捜し続けたところ、今月6日に実母と一緒にいた男児を名古屋市内の路上で保護した。男児に虐待を受けた形跡はなかったが、ネグレクト(育児放棄)に陥る恐れがあるとして児相に通告した。近くにいた実父も県警が窃盗容疑で逮捕した。

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