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【軍事ワールド】どうなる北朝鮮 米国の選択は― カギは“電子戦”

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【軍事ワールド】
どうなる北朝鮮 米国の選択は― カギは“電子戦”

米海軍が運用する電子戦専門の攻撃機EA-18Gグローラー(岡田敏彦撮影) 米海軍が運用する電子戦専門の攻撃機EA-18Gグローラー(岡田敏彦撮影)

 ついに米原子力空母カールビンソンが日本海に入り、活動を開始した。一方トランプ米大統領は4月26日、ホワイトハウスで、北朝鮮への対応について上院議員全員に説明する異例の会合を開き、ティラーソン国務長官やマティス国防長官が「今後の対応の選択肢」について説明を行った。米マスコミは韓国の首都ソウルが“人質”にとられていることを背景に、北朝鮮に核とミサイルを放棄させることの困難さを指摘する。手詰まりにも見える状況のなか、米軍には複数の選択肢がある。(岡田敏彦)

反撃を封じる

 トランプ政権の目標は、北朝鮮に核と弾道ミサイルの開発を諦めさせ、朝鮮半島の非核化を実現させることだ。北朝鮮が弾道ミサイルに搭載できるほど核兵器を小型化する前に対処しなければ、米本土すら“射程圏”に入るため、本腰を入れて対応に乗り出した。

 一方、米マスコミやアナリストは、軍事作戦による目標達成は難しいとの見方を示していることは過去の本稿( https://www.sankei.com/west/news/170328/wst1703280004-n1.html )で報じた(下記をクリック)。

▼【軍事ワールド】北朝鮮をめぐる“危険” 米は武力行使まで言及も「日本も無傷では済まない」 内部崩壊の可能性も

 いわく、戦争になれば米軍が勝つのはまちがいない▽核施設を破壊するのは可能▽しかし核開発の決意の固い最高指導者の金正恩氏を“除去”するには、その所在特定が困難-というもの。なかでも最大のネックは、「北朝鮮は必ず反撃してくる」というものだ。韓国のソウルを多数の長距離砲で攻撃し、弾道ミサイルを韓国や日本に飛ばす可能性もある。これらのリスクを考えれば、シリアに巡航ミサイル59発を打ち込んだように先制攻撃で敵軍事力を無力化することは困難-というものだった。

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