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「任侠団体山口組」結成で、兵庫県警が緊急会議

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「任侠団体山口組」結成で、兵庫県警が緊急会議

 指定暴力団神戸山口組(兵庫県淡路市)から離脱した一部の直系組長らが新組織「任侠(にんきょう)団体山口組」を結成したのを受け、兵庫県警は3日までに、神戸市中央区の県警本部で緊急の会議を開き、新組織の実態解明や市民の安全確保に向けた対策を協議した。

 非公開の会議には、太田誠本部長を筆頭に組織犯罪対策局の幹部や各署の暴力団担当課長、全所属の担当者ら約150人が出席。新たな衝突事件を防ぐため、「情報収集の徹底」「警戒の強化」「取り締まりの強化」の3点が指示されたという。

 新組織は4月30日、神戸山口組の中核組織「山健組」の織田絆誠(よしのり)・元副組長(50)=絶縁=を代表として結成された。現時点で参加した直系組長は一部にとどまっているが、勢力は流動的で、神戸山口組との間で組員の引き抜き合戦が続いているとみられる。

 警察庁は新組織をめぐる現状の動きを「分裂ではなく内部対立状態」として引き続き暴力団対策法の規制を適用するが、指定暴力団山口組(神戸市灘区)と神戸山口組に新組織を巻き込んだ三つどもえの抗争が起きる可能性もあるとみて、全国の警察に警戒強化を指示している。

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