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【衝撃事件の核心】「ブタ箱生活45日の間に…」診療報酬詐欺の片棒担いだ「ドクターK」怒りの激白 歯科医院ナゾの〝乗っ取り〟被害

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【衝撃事件の核心】
「ブタ箱生活45日の間に…」診療報酬詐欺の片棒担いだ「ドクターK」怒りの激白 歯科医院ナゾの〝乗っ取り〟被害

大阪府警OBが絡む診療報酬詐取事件で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が確定した後に取材に応じるK氏。自らの歯科医院が勝手に閉じられ、医療機器や患者データが失われるというまさかの事態に怒りをぶちまけた=神戸市内 大阪府警OBが絡む診療報酬詐取事件で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が確定した後に取材に応じるK氏。自らの歯科医院が勝手に閉じられ、医療機器や患者データが失われるというまさかの事態に怒りをぶちまけた=神戸市内

 規則が厳しく、慣れない留置場生活で精神的に追い詰められていたK氏の心に響いた署員の言葉。「八つ当たり気味に接する署員もいたが、この人はこんな私のために愛情を持って更生を促してくれた」と振り返る。

 再逮捕もあって、留置場生活はトータルで45日間に及び、釈放されたのは真夏の8月。しかし、車で徳島市内の自宅に戻って待っていたのは、想像を超えた状況だった。

自分の医院をなぜ知人が…

 「私が勾留されている間に、徳島市内の歯科医院が〝乗っ取られ〟て廃業届が提出されていた。建物は親族の所有だったので他人に渡るのは仕方ないが、1千万円以上はする医療機器や患者の個人情報が入ったコンピューターがどこへいったのか分からない。もし個人情報が悪用されれば、場合によっては犯罪ですよ」

 K氏によると、徳島市内の歯科医院は昨年7月29日付で廃業され、理事長代行を名乗るK氏の親族が、四国厚生局に廃業届を提出していた。記載されていた理由は「理事長の逮捕により管理者がおらず運営できないため」。しかも、K氏所有の医療機器や患者データは何者かに持ち去られ、運営者は別の歯科医になっていた。

 厚生局に提出された歯科医院の運営法人の臨時社員総会議事録には、昨年6月28日付で勾留中のK氏に代わって親族が理事長職を代行することが決まったと書かれていた。ところが、実際は社員総会は開かれていなかった疑いがある。

 議事録に印鑑を押した運営法人の女性理事は取材に対し、「知り合いの女性歯科医から『ご家族のためですから』と説得されて印鑑を押しただけ。実際は社員総会は開かれていない」と証言した。法人の監事を務める女性も「社員総会に出席した覚えはない」と明かした。

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