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【衝撃事件の核心】「ブタ箱生活45日の間に…」診療報酬詐欺の片棒担いだ「ドクターK」怒りの激白 歯科医院ナゾの〝乗っ取り〟被害

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【衝撃事件の核心】
「ブタ箱生活45日の間に…」診療報酬詐欺の片棒担いだ「ドクターK」怒りの激白 歯科医院ナゾの〝乗っ取り〟被害

大阪府警OBが絡む診療報酬詐取事件で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が確定した後に取材に応じるK氏。自らの歯科医院が勝手に閉じられ、医療機器や患者データが失われるというまさかの事態に怒りをぶちまけた=神戸市内 大阪府警OBが絡む診療報酬詐取事件で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が確定した後に取材に応じるK氏。自らの歯科医院が勝手に閉じられ、医療機器や患者データが失われるというまさかの事態に怒りをぶちまけた=神戸市内

 「悪いことをした。『ブタ箱』に入ることも覚悟していた。ただ、釈放後に知った理不尽な仕打ちは明かさずにいられない」。大阪府警OBらに自ら経営する歯科医院を“乗っ取られ”た末、診療報酬詐欺の片棒を担いだとして昨年府警に逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が今春確定した歯科医師のK氏(46)は怒りの声を上げた。45日間に及ぶ留置場生活を終えて自宅に戻ると、歯科医院は閉じられ、医療機器や患者データも失っていたのだ。逮捕前から自らの悪行を認め、マスコミ各社に事件の内幕をぶちまけていたK氏。刑務所行きはギリギリ回避したとはいえ、踏んだり蹴ったりの「再出発」となった。そんな〝ドクターK〟が産経新聞の取材に応じ、事件に対する心境や釈放後の怒りを独白した。

家宅捜索「ホッとした」

 「私は根っからの悪人ではないと思うが、やすきに流れてしまった。正直なところ、昨年3月に警察が家宅捜索に入ってくれてホッとした。これ以上、府警OBらに利用され、自らも罪を犯さずに済むと思うと…」

 一連の事件で詐欺罪に問われ、大阪地裁から今年3月に懲役3年、執行猶予5年を言い渡された1審判決が確定したK氏。知人の医療機関に再就職して間もないが、仕事の合間に大阪や神戸の飲食店で記者の取材に複数回応じ、「犯罪者」になった経験を語った。

 昨年まで、徳島市内と大阪市内の計3カ所で歯科医院を展開していた医療法人の理事長だった。判決によると、K氏はこの中の一つ、大阪市浪速区の歯科医院(廃業)を舞台に、府警元巡査部長の男(57)らと共謀し平成27年7~10月、架空患者の氏名や保険証を悪用して診療報酬の詐取を繰り返し、計約400万円をだまし取った。

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