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3年前は応募ゼロ“因縁の地”咲洲に「大型施設誘致作戦」再始動

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3年前は応募ゼロ“因縁の地”咲洲に「大型施設誘致作戦」再始動

 人工島・咲洲(大阪市住之江区)の活性化を図ろうと、市が計4.2ヘクタールもの広大な遊休地の売却に向け準備を進めている。北隣の夢洲(此花区)では統合型リゾート(IR)や国際博覧会(万博)の誘致計画が進んでおり、慢性的な宿泊施設不足が課題となるなか、ホテルなどを売却先として想定しているという。ただ、この遊休地は3年前にも開発事業者を募ったものの、応募ゼロだったという因縁の土地。今回は事業者への条件を緩和し、再挑戦する。

集まる期待

 売却を予定しているのは、咲洲北部の市営地下鉄コスモスクエア駅周辺に市と外郭団体が所有する4カ所の遊休地。同一事業者に4カ所すべてを一体開発してもらうため、まとめて売却する構想だ。ホテルだけでなく、商業施設や研究所などとして利用することも想定しているという。

 今月から7月まで、事業者からの提案について具体的に話し合う事前確認を実施。この結果、複数の応募があればプロポーザル(提案型)入札を行い、応募が1者の場合は土地の売却に向けた審査に入る方針だ。

 市は昭和50年代後半からコスモスクエア地区で環境・エネルギーなどの先端産業や展示会、国際会議場の集積を目指し、大型施設の建設に着手したものの、第三セクターのアジア太平洋トレードセンター(ATC)や旧大阪ワールドトレードセンタービル(WTC、現大阪府咲洲庁舎)が相次ぎ経営破綻。咲洲地区への企業誘致も苦戦してきた経緯がある。

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