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副業で懲戒免職→「重すぎる」と取り消し 兵庫・宝塚市消防職員の訴え認める 神戸地裁

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副業で懲戒免職→「重すぎる」と取り消し 兵庫・宝塚市消防職員の訴え認める 神戸地裁

 副業で農産物を販売する団体や水道工事会社を経営したことなどを理由に兵庫県宝塚市が懲戒免職処分としたのは違法として、東消防署の元消防司令の男性(49)が市に処分取り消しを求めた訴訟の判決が26日、神戸地裁であった。倉地康弘裁判長は「免職は重すぎる」として取り消しを命じた。

 倉地裁判長は判決理由で、市の許可を得ずに農産物を販売したことや、会社を実質的に経営したことなどは懲戒事由に該当すると認定した。一方で「多額の利益を得たとも、消防職員としての職務を怠ったとも認められない」と指摘。過去の事案と比較して免職処分は重く、裁量権を逸脱して違法だと判断した。

 判決によると、男性は平成12年に設立された水道工事会社を実質的に経営していたほか、19~25年ごろには販売団体の代表として農産物を販売。市は副業を原則禁止する地方公務員法に違反したとして、25年12月に懲戒免職処分とした。

 市は「判決の内容を精査し、今後の対応を検討する」としている。

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