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タトゥー「医療ではない」…彫師が無罪主張 大阪地裁

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タトゥー「医療ではない」…彫師が無罪主張 大阪地裁

閉廷後に記者会見する増田太輝被告(手前から2人目)と亀石倫子弁護士(同3人目)=26日午後、大阪市北区(安元雄太撮影) 閉廷後に記者会見する増田太輝被告(手前から2人目)と亀石倫子弁護士(同3人目)=26日午後、大阪市北区(安元雄太撮影)

 一方、弁護側は「医業とは健康を確保することで、タトゥーを彫ることは医業ではない」と反論。彫り師という職業が社会的にも受け入れられてきており、衛生管理にも配慮してきたと主張した。

 起訴状によると、増田被告は26~27年、医師免許を持たずに女性客3人の腕や背中などにタトゥーを施したとしている。

法整備求める動き

  「タトゥーはアートであること、彫り師が職業として認められることを信じています」

 罪状認否で増田太輝被告はこう述べた。傍聴席から同業者が見守る中、「戦わなくては、私たちの仕事がなくなってしまう」と危機感をあらわにした。

 弁護人によると、タトゥーが医業に当たるとする法律上の明文規定はなく、厚生労働省が平成13年に出した通達が摘発の根拠になっている。眉やアイラインに色を入れる「アートメーク」の施術トラブルが多発したことを受けた通達で、「針に色素をつけて皮膚の表面に墨などの色素を入れる行為」は、医師がしなければ医師法違反にあたるとの見解が示された。

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