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【軍事ワールド】
北朝鮮に圧力をかけるカール・ビンソン、空母打撃群 その“主役”は、長い槍
朝鮮半島近海にまもなく到着する米空母打撃群の原子力空母「カール・ビンソン」は、米国海軍が10隻を保有する空母「ニミッツ級」の3番艦。全長は333メートル、排水量約9万トンで、いずれも戦艦大和(263m、約7万トン)を凌ぐ。全長は東京タワーの高さと同じだ。この巨艦には、一国の軍事力に匹敵する戦闘能力があるとされる。緊張度が高まる朝鮮半島に迫る米空母の戦闘力とは-。(岡田敏彦)
長い槍
朝鮮半島近海に向けて航海しているのは空母カールビンソンを中心とした空母打撃群で、同空母のほかにイージス駆逐艦2隻とイージス巡洋艦1隻で構成されている。空母打撃群は通常、空母に加えイージス艦3~6隻、潜水艦や補給艦などで構成させる。ではその戦闘力の“主役”はというと、実は艦船ではない。空母打撃群の「長い槍」となるのは、空母に搭載されている艦載機だ。
カール・ビンソンが搭載している航空機はマクダネル・ダグラス社(現ボーイング社)が開発した戦闘攻撃機FA-18ホーネットと最新型「FA-18E/Fスーパーホーネット」を併せて4個飛行隊約50機。さらに敵のレーダーや通信に対し電子妨害を加えるEA-18Gグローラー、空飛ぶレーダー基地と称される早期警戒機E-2Cなど、計約70機を搭載する。
しかしこれがフルスペックというわけではなく、東西冷戦期は約90機を運用していた。現在は“8分目”で余裕がある状態だ。
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