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【WOMEN】がん宣告「すぐに仕事をやめないで」就労継続へ広がる支援

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【WOMEN】
がん宣告「すぐに仕事をやめないで」就労継続へ広がる支援

乳がんの治療をしながら仕事を続けた前田留里さん。「がんは治療に専念しなければならない病気ではないことを知ってほしい」と訴える 乳がんの治療をしながら仕事を続けた前田留里さん。「がんは治療に専念しなければならない病気ではないことを知ってほしい」と訴える

 女性特有の乳がんや子宮頸(けい)がんは平均罹患(りかん)年齢が若く、仕事を持つ人も少なくない。がんは長期にわたる継続的な治療が必要になることもあるが、通院治療が一般的になり、職場の配慮や工夫があれば働き続けられることも多い。国も両立支援に力を入れている。

 京都市内の医療機関で職員として働く前田留里さん(44)は38歳のときにしこりを発見し、乳がんと診断された。当時、高校生と中学生の2人の子供を育てるシングルマザー。「仕事を辞めるという選択肢はなく、どうやって仕事を続けるかを考えました」

 年末に10日間の休みを取って手術を受け、年明けから復帰。仕事をしながら放射線、抗がん剤などの治療を受けた。勤務先には治療のための時短勤務の前例がなく、その年の有給休暇は1カ月で消えた。

 子供が心配しないように家庭では普段通りを心がけ、懸命に仕事と治療をこなした。だが、再発を防ぐためのホルモン治療の副作用による倦怠(けんたい)感がひどく、仕事でミスが出るように。そんな自分が許せず、悩んだ末、治療を中止した。

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