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ダビンチ、ゴッホ、若冲…来場者も驚き 伝統の「絞り初め」で名画を再現 京都

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ダビンチ、ゴッホ、若冲…来場者も驚き 伝統の「絞り初め」で名画を再現 京都

絞り染めで制作されたレオナルド・ダビンチの「モナ・リザ」 絞り染めで制作されたレオナルド・ダビンチの「モナ・リザ」

 伝統的な染織技法「絞り染め」を使って名画を再現した特別展「絞り染めで魅せる世界の名画展」が、京都市中京区の「京都絞り工芸館」で開かれている。名画の微妙な濃淡や色彩の違いなど細部までが絞り染めで再現されており、来場者を驚かせている。5月7日まで。

 絞り染めは、布の一部をひもで縛るなどして染料が染みこまないようにし、布に模様や凹凸をつける。日本では平安時代には貴族の衣装などに使われていた。

 展覧会は、多くの人に絞り染めを知ってもらおうと、京都の絞り染め職人らで作る「京都絞栄会」が企画。会場には、同会の職人らが制作した力作20点が並ぶ。

 このうち、ダビンチの「最後の晩(ばん)餐(さん)」は、40人の職人が15種類の技法を用いて約1年間かけて制作した幅5.5メートル、高さ2メートルの大作。

 生誕300年と今年の干支(えと)の「酉(とり)」にちなんで制作された伊藤若冲(じゃくちゅう)の「雪中雄鶏図」では、降り積もった雪の立体感が絞り染め独特の布の凹凸で緻密に表され、ゴッホの「ひまわり」では、微妙な色の濃淡や油絵の具の重なりを見事に表現している。

 旅行の途中で訪れたという静岡市の酒井美保さん(48)は「感動した。絞り染めでここまで表現できるのかと驚いた」と話していた。

 午前9時~午後5時。入館料は500円。問い合わせは同館((電)075・221・4252)

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