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【鉄道ファン必見】高度成長期に通勤電車を変えた 元近鉄「ラビットカー」が今も現役で養老鉄道を走る

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【鉄道ファン必見】
高度成長期に通勤電車を変えた 元近鉄「ラビットカー」が今も現役で養老鉄道を走る

【写真クリックで拡大】 養老鉄道を走るラビットカー。高度成長期には近鉄の高速通勤電車として活躍した 【写真クリックで拡大】 養老鉄道を走るラビットカー。高度成長期には近鉄の高速通勤電車として活躍した

 また、西大垣駅は木造駅舎で木枠の改札口なども残る。同電鉄ではこうした昭和の鉄道遺産がファンの関心を集めている。象徴はやはりラビットカーで、運転体験は24年から何度か開催され、人気だ。

 参加者は電車の動く仕組みなどを学んだ後、現役運転士の指導のもとで約100メートルの距離を2回運転、制服制帽姿になり撮影してもらった写真付きの修了書をもらえる。また、扉の開閉操作や車内放送などの車掌体験もできる。

「みんなが忙しく急いでいた時代」と元通勤客

 養老鉄道を訪れたファンの声を集めた。運転体験にはこれまでに10回参加したという大阪市淀川区の会社員、中野至理(ゆきのり)さん(37)は「ラビットは古くなったとはいえ、他と比べてブレーキの利き具合に違いがある」と高加減速車両ならでは魅力を指摘し、「車両に昔ながらの温かみを感じる」と話した。

 岡山県玉野市の仲田直樹さん(41)は「(ラビットカーを見ると)大阪線沿線に住んでいた祖父母のことや運転席をガラス越しに見入っていた子供の頃が思い出される」と懐かしそう。ラビットカーで通勤していたという大阪市内の男性は「みんなが忙しく急いでいた時代。少子高齢化を迎え、そんなときはもう来ないかもしれない。ラビットカーを見てもう一度、あの活力を取り戻したい」と話した。

2度目の東京五輪を

 鉄道客車の寿命は20~30年といわれる中、養老鉄道のラビットカーは近鉄時代から半世紀を超えて走り続けている。日頃からメンテナンスは怠らず、10日、3カ月、4年の間隔で大がかりな点検を実施。しかし手入れを重ねた部品でも限界はあり、代替部品を使うことも増えている。

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