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【鉄道ファン必見】高度成長期に通勤電車を変えた 元近鉄「ラビットカー」が今も現役で養老鉄道を走る

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【鉄道ファン必見】
高度成長期に通勤電車を変えた 元近鉄「ラビットカー」が今も現役で養老鉄道を走る

【写真クリックで拡大】 養老鉄道を走るラビットカー。高度成長期には近鉄の高速通勤電車として活躍した 【写真クリックで拡大】 養老鉄道を走るラビットカー。高度成長期には近鉄の高速通勤電車として活躍した

 高度経済成長が始まった昭和30年代に近畿日本鉄道の各駅停車の高速車両としてデビューした「ラビットカー」(6800系電車)が、今も移籍先の養老鉄道(本社・岐阜県大垣市)で現役で走り続けている。乗客の輸送量が急激に伸びた近鉄時代は、高加速・高減速が可能な通勤車両として活躍。急行や準急のダイヤの間を縫って短い駅間を急いで走る姿を飛び跳ねるウサギに例え、この名がついた。少子高齢化もあって通勤・通学客が減少する中で近鉄線での役目を終え、“第二の人生”では岐阜県西部と三重県北部の山間部を結ぶ養老線をのんびりと走る。かつて通勤で利用した人をはじめ今も鉄道ファンの人気は高く、GWの4月29、30日の両日、西大垣駅隣の大垣車庫で「運転体験」が行われる。(三宅有)

“懐かしの通勤電車”

 ラビットカーは2両編成の普通電車として、養老線の揖斐駅(岐阜県揖斐川町)~桑名駅(三重県桑名市)間(約60キロ)などを営業運転。近鉄時代は最高時速約100キロだったが、現在は同65キロ、平均時速約35キロで27駅を停車しながら走る。

【写真】近鉄ラビットカー、必見アングルそのほかの写真

 そのラビットカーに大垣駅から乗車した。白いラインの入ったオレンジ色の軽量車体は当時と同じで、長いすなどのレイアウトや手すりも当時のまま。走り出すと、丸形の長いつり革が電車の動きにあわせてゆったり揺れた。網棚は繊維から金属製に変わったものの形状はそのまま。運転席を見ると、計器類も当時のままの姿を残し、郷愁を覚えた。

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