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【JR脱線事故12年】「あの日を忘れない」 負傷者らが「つながりカフェ」

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【JR脱線事故12年】
「あの日を忘れない」 負傷者らが「つながりカフェ」

事故について語り合うつながりカフェの参加者=20日午後7時、川西市の男女共同参画センター 事故について語り合うつながりカフェの参加者=20日午後7時、川西市の男女共同参画センター

 兵庫県尼崎市で乗客106人が犠牲になったJR福知山線脱線事故から25日で12年となるのを前に、負傷者らの交流会「つながりカフェ~4月25日を忘れない~」が20日、同県川西市の市民活動センターで開かれた。参加者は当時の心境を振り返るとともに、事故を語り継いでいく意義などを語り合った。

 NPO法人「市民事務局かわにし」が主催。毎月1回テーマを設けずに集まっているが、4月のみ脱線事故をテーマとしている。

 この日は、負傷者や死傷者の知人ら12人が参加。3両目に乗車して肋骨(ろっこつ)を折るなど重傷を負った同県西宮市の会社員、坂井信行さん(52)は事故の風化について「見方によって何が大切かは違う。立場などにより何を継承すべきか変わってくるのでは」と指摘。ほかの参加者からは「現場を通るたびに事故はなぜ起きたのかと考える」「事故のことを忘れないでほしい」といった声が上がった。

 同法人事務局長で、通学途中だった次女(31)が重傷を負った三井ハルコさん(61)は「事故を忘れないよう、こうして話し合う機会をこれからも続けたい」と話した。

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