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沢井製薬1155億円で米ジェネリック社を買収 日本の10倍“世界最大”市場に進出

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沢井製薬1155億円で米ジェネリック社を買収 日本の10倍“世界最大”市場に進出

 ジェネリック医薬品(後発薬)大手の沢井製薬は20日、米後発薬メーカー「アップシャー・スミス・ラボラトリーズ(USL)」を約10億5千万ドル(1155億円)で買収すると発表した。子会社を通じて6月末までに全株式を取得し、米国市場への本格的な参入に向けた足掛かりとする。

 USLは米ミネソタ州に本社を置く1919年設立の老舗中堅メーカー。後発薬部門の2016年12月期決算の売上高は約3億9千万ドル(約429億円)で、抗精神病薬など中枢神経系領域に強みを持つ。

 沢井製薬の沢井光郎社長は同日の会見で「USLの生産設備や販売網、ブランド力を生かし、米国進出を成功させたい」と話した。

 米国の後発薬市場は、日本の約10倍の規模にある。沢井製薬は、2013年に現地法人を設立。高コレステロール血症治療剤の後発品の承認について、米食品医薬品局(FDA)に申請を行うとともに、同業メーカーの買収の検討していた。沢井製薬は現在、世界売上高で後発薬業界25位前後の位置にあるが、沢井健造取締役は「USLの買収で進出を成功させて、後発薬メーカーとして世界トップ10を目指したい」と話した。

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