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【浪速風】議員失格でも「へゝのんきだね」(4月20日)

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【浪速風】
議員失格でも「へゝのんきだね」(4月20日)

 戦後初の総選挙で当選した中に演歌師の石田一松がいる。タレント議員第一号とされるが、連続4回当選しているから、人気や知名度だけではない。昼は国会、夜はステージに立ち、世相を風刺した「のんき節」を歌った。「タコに骨なしナマコに眼なし、政府に策なし議員に抱負なし…へゝのんきだね」

 ▼今や政治家も骨なしである。相次ぐ大臣の失言、放言にもあきれるが、若手議員のお粗末さはひどい。当選2回の中川俊直衆院議員が女性問題で経済産業政務官を辞任した。週刊誌報道の先手を打ったようで、不倫相手へのストーカー行為で警視庁から注意を受けていたという。

 ▼何がしたくて政治家になったのか。それでも議員バッジをつけていられるのだから「へゝのんきだね」。政党も数さえあればいいのか、下積み修業の“雑巾(ぞうきん)がけ”が足りない問題議員が多すぎる。一票の格差を是正する新しい区割り案が勧告されたが、是正すべきは議員の質である。

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