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【虎のソナタ】ひょうたんから駒?シナリオ狂った 必殺マテオが、節目の日の鳥が

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【虎のソナタ】
ひょうたんから駒?シナリオ狂った 必殺マテオが、節目の日の鳥が

五回、上本の適時打で生還した北條(中)だが…。ベンチ前でスプレー缶を踏んでしまい、爆発してビックリ! 五回、上本の適時打で生還した北條(中)だが…。ベンチ前でスプレー缶を踏んでしまい、爆発してビックリ!

 試合はやや秋山がボールが浮いて、おいおいと思わせたが、四回には堂上の6球目に藤井の二盗を相棒の梅野がピシャリと刺し、そこから秋山はピリリとした。1球の盗塁阻止のプレーがマウンドの投手のメンタルをどれだけ救うか。着実に梅野はディフェンス面でも監督の期待に応えてきている。そして五回は、上本がジョーダンから粘って、10球目を右前に2点打…。こうなると秋山がスイスイ…。そうは問屋が卸さない。せっかくオーダーをガラッと変えてきたドラゴンズも必死だ。2-2の同点。

 それで六回が終わったところで、秋山は83球だが、金本監督はスパッと桑原謙太朗を出した。同点でのこの必勝カードを切った指揮官の“心理のヒダ”は、試合前の西垣戸のインプレッション(印象)とピタッと当てはまったといえた。

 桑原は七回をわずか12球で処理した。

 八回に福留の二塁打をきっかけに3点目が入る。さぁこうなると阪神は“必殺M(マテオ)-D(ドリス)コンビ”だぞ…と思ったらレレレのレ…でマテオで追いつかれ、常に強気の“金本シナリオ”はここで狂った…。

 春の野に遊ぶような若い駒たち…今の阪神はハツラツとはずむような季節を象徴してきた。しかし…だ。糸井を抑えれば若駒の動きも止まる…。流れは逆に出る。

 -へうたんの 駒も出るべき 春野かな…(良伝)という句を思い出した。これは意外なことばかり起きるという諺『ひょうたんから駒』にひっかけて、ウキウキした気分を歌ったものだが…。

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