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【衆院区割り審】「関わりない候補で不安」「支持政党に投票で変わらない」…区大阪市生野、東成両区の有権者 

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【衆院区割り審】
「関わりない候補で不安」「支持政党に投票で変わらない」…区大阪市生野、東成両区の有権者 

 衆院選の「一票の格差」を是正するため、政府の衆院選挙区画定審議会(区割り審)が安倍晋三首相に勧告した改定案で、府内では1区だった大阪市生野区が2区に、4区だった同市東成区が1区に編入されることになり、該当区の有権者からはさまざまな声が聞かれた。

 1区から2区へと変更になった生野区の喫茶店従業員、山口太裕さん(37)は「いままでのコミュニティーと違う選挙区になってしまった」と戸惑いを隠せない。「2区の候補者とは今まで関わりがなく、すぐに解散・総選挙になったら、生野のことも考えてくれる候補者を短い期間で選びきれるか分からない」と話した。1年前から東成区に住む会社員男性(51)は「自分が支持する政党の候補者に入れるので大きな変化はない」と冷静。そのうえで「そもそも候補者個人を比べて投票するほど、有権者が選挙に関心を持っているかも疑問に思う」と話した。

 今回、区割りの線引きが見直された3選挙区の一票の格差は、平成32年見込みの人口で最少の選挙区を1とした場合、1区が1・855倍(変更がない場合2・017倍)、2区が1・935倍(同1・500倍)、4区が1・724倍(同2・000倍)となり、府内で格差が2倍以上の選挙区はなくなる。

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