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【関西の議論】再びミュージシャンの「聖地」になるか 大阪・キタの老舗ライブハウス「バナナホール」復活

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【関西の議論】
再びミュージシャンの「聖地」になるか 大阪・キタの老舗ライブハウス「バナナホール」復活

10年ぶりに復活した大阪・キタの老舗ライブハウス「バナナホール」。オープニングレセプションには多くの音楽関係者が詰めかけた=3月30日、大阪市北区(柿平博文撮影) 10年ぶりに復活した大阪・キタの老舗ライブハウス「バナナホール」。オープニングレセプションには多くの音楽関係者が詰めかけた=3月30日、大阪市北区(柿平博文撮影)

 平成18年、賃貸借契約終了後も「契約無効」を主張して無料の「籠城ライブ」を続けた。さらに、アマチュアミュージシャンらが1万2千人以上の署名を集め、存続を訴えた。しかし、IT関連会社が退去を求めて大阪地裁に提訴。19年に明け渡しが命じられ、閉店に追い込まれた。

 別の業者が跡地を買い取り、21年9月、ライブハウス「umeda AKASO(現・umeda TRAD)」が開店した。その後もバナナホール復活を望む声は根強く、高木さんは別の場所でのバナナホール復活を模索していた。

メンバー再結集、復活へ

 復活のきっかけは27年末、約30年前にバナナホール近くでライブハウス「バラード」を経営していた不動産賃貸業、同和観光(大阪市北区)が、新たなライブハウスをつくろうと計画し、高木さんに相談したことだった。

 同社の八城昌博さん(46)によると、「当初はバラードを復活させようと思っていたが、『もう一度、バナナホールをやりたい』という高木さんの思いを知った。バナナホールの方が知名度もあったし、ぜひ復活させようと決意した」と話す。

 旧ホールの音響や照明の担当者も呼び寄せ、高木さんを代表に迎えた。店長に就任したのは当時アルバイトをしていた今富一機さん(46)。「メンバーも再結集するし、ぜひ戻りたいと思った。それだけバナナホールは特別なもの」と力を込める。

 ホールには、スタンディングで500人の収容が可能で、すでに数組の出演も決まっている。今後はこれまでの出演アーティストを呼んで「バナナホール復活記念ライブ」も開催予定という。

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