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【関西の議論】再びミュージシャンの「聖地」になるか 大阪・キタの老舗ライブハウス「バナナホール」復活

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【関西の議論】
再びミュージシャンの「聖地」になるか 大阪・キタの老舗ライブハウス「バナナホール」復活

10年ぶりに復活した大阪・キタの老舗ライブハウス「バナナホール」。オープニングレセプションには多くの音楽関係者が詰めかけた=3月30日、大阪市北区(柿平博文撮影) 10年ぶりに復活した大阪・キタの老舗ライブハウス「バナナホール」。オープニングレセプションには多くの音楽関係者が詰めかけた=3月30日、大阪市北区(柿平博文撮影)

 当時のバナナホール社長で、再び代表となった高木健至さん(67)は、「多くの人に育ててもらったバナナホールが復活できてうれしい。また多くの人にステージに立ってほしい」と期待を寄せた。

新人バンドの登竜門

 バナナホールは昭和56年オープン。当時、大阪にライブハウスは少なく、連日プロアマ問わず多くのミュージシャンが出演した。

 宇崎竜童さんやBEGIN、上田正樹さんらが出演したことがあるほか、無名時代のシャ乱Qやコブクロがステージに立つなど、新人バンドの「登竜門」といわれた。また、演歌やジャズのライブが行われ、ジャンルにとらわれないところも人気だった。

 関西のみならず全国から年間約6万人の客が訪れ、神戸の「チキンジョージ」、京都の「拾得(じっとく)」、「磔磔(たくたく)」と並ぶ関西の老舗ライブハウスだった。

 高木さんは「若い人でも楽しめる場をつくりたかった。バナナホールはステージとお客さんの垣根がなく、客席が盛り上げて、会場全体が一体化するような感じだった」と振り返る。森山さんも「関西のミュージシャンにとってあこがれの場所。ステージに立ったとき、初めて一人前になれた気がした」と話す。

 そんなホールがなぜ閉店したのか。

惜しまれつつ閉店

 平成16年、当時の親会社が経営悪化に陥り、外資系ファンドに土地・建物を売却した。その後、所有権を譲り受けたIT関連会社と賃貸借契約を結んだものの、店舗を改装して新たなライブハウスをつくるという計画が持ち上がり、バナナホール側が反発した。

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