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【衆院区割り審】1減の奈良、「奥野王国」が分割へ

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【衆院区割り審】
1減の奈良、「奥野王国」が分割へ

奈良県の区割り変更 奈良県の区割り変更

 区割りそのものが1減し、4選挙区から3選挙区となる奈良県。分割される格好の御所(ごせ)市などの現3区は法相などを歴任し、保守派の論客として知られた故奥野誠亮(せいすけ)氏が築き上げ「奥野王国」とも称される地域だ。長男で自民現職の信亮(しんすけ)氏(73)の動向が焦点となるが、自身は「ノーコメント」を貫く。

 「比例に回ってくれればというのが正直なところ」(党関係者)との声もあるが、党の「比例73歳定年」にも引っかかる。支持団体の関係者は「ほかの現職と話し合い、円満に解決してほしい。党内でひびを作ってはだめだ」という。

 現3区の一部と現4区が統合される新3区の面積は、県全体の約84%にまで広がる。

 それでも現4区の自民現職、田野瀬太道(たいどう)氏(42)は「同じ奈良南部なので、地域が抱える課題も共通する部分が多い。これまでの選挙スタイルが変わることはない」と強調。陣営は次期衆院選に向けた活動を進め、奥野氏の生家や事務所がある現3区の御所市などに、後援会組織を新設することも検討するという。

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