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大徳寺塔頭・高桐院で瓦の葺替え工事 今年6月から約1年半拝観休止

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大徳寺塔頭・高桐院で瓦の葺替え工事 今年6月から約1年半拝観休止

四季折々の景色が楽しめる高桐院の庭園=京都市北区 四季折々の景色が楽しめる高桐院の庭園=京都市北区

 臨済宗大徳寺派の大本山・大徳寺の塔頭(たっちゅう)「高桐院」(京都市北区)は、本堂の屋根瓦の葺き替え工事などのため、6月7日から平成31年3月31日までの約1年半にわたり拝観が休止される。長期間の拝観休止は昭和36年の拝観開始から初めて。

 高桐院は、慶長6(1601)年に細川忠興が建立した細川家の菩提(ぼだい)所。忠興は茶人・三斎としても有名で、千利休の高弟「利休七哲」の1人に数えられ、同院にある書院は利休の邸宅を移築したものと伝えられる。

 本堂は明治後期から大正初期にかけて再々建されたが、近年は屋根が北西に傾くなどの老朽化がみられ、屋根の葺き替え工事と耐震工事に踏み切った。本堂は四季折々の変化が楽しめる庭園が人気で、紅葉の時期には1日に千人ほどが訪れるという。

 松長剛山住職(73)は「長期間にわたって多くの方が来られなくなるのは心苦しいが、6月までは拝観を受け付けています」と話していた。

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