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【ビジネスの裏側】長距離便を呼び込め、関空が着陸料で奥の手

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【ビジネスの裏側】
長距離便を呼び込め、関空が着陸料で奥の手

6月に就航するエアアジアXの関西国際空港-ハワイ線の記者会見。この路線は着陸料の乗り継ぎ割引が適用される=今年2月、大阪市中央区 6月に就航するエアアジアXの関西国際空港-ハワイ線の記者会見。この路線は着陸料の乗り継ぎ割引が適用される=今年2月、大阪市中央区

 期待されているのが関西エアに出資する仏空港運営大手バンシ・エアポート。世界35空港の運営に参画しており、路線誘致の専門チームも持つ。関西エアの山谷佳之社長は「乗り継ぎ割引はバンシ出身者が中心となって知恵を絞った結果。成功するか分からないが、関空は新しいことを次々にやっていく必要がある」と話す。

乗り継ぎ時間は観光を

 関空ではLCCの国内線の路線網も充実してきたことから、関西エアは国際線と国内線のLCC同士の乗り継ぎ需要も見込んでおり、「長距離LCCの拠点空港」という新たな目標を掲げている。

 世界の巨大空港は、乗り継ぎ客が退屈しないように映画館や植物園などを設置して魅力を競い合っている。関西エアでは、乗り継ぎ時間を外国人観光客に人気の大阪・ミナミへの観光にあててもらうことを計画している。

 山谷社長は「関空からミナミまで片道約40分で、食事や買い物をして戻ってくることも十分に可能。鉄道会社などと連携して対策を検討したい」と強調する。

 関西エアは今年11月から関空の着陸料の定価も機体1トン当たり400円引き下げて1900円にする。柔軟な着陸料設定や乗り継ぎ客向けプランを打ち出すことで、長距離便誘致につなげていく考えだ。

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