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老朽マンション建て替え強化 不動産大手、耐震化への意識、規制緩和が追い風

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老朽マンション建て替え強化 不動産大手、耐震化への意識、規制緩和が追い風

建て替えで完成したプレミスト六甲道(神戸市灘区) 建て替えで完成したプレミスト六甲道(神戸市灘区)

 不動産大手がマンションの建て替えに力を入れている。老朽物件が増加する中、耐震化への関心が高まっているためだ。都市部では、新築を建てる好立地が不足しており、法改正も追い風に事業強化を進める。

 JR六甲道駅(神戸市灘区)から徒歩3分の立地に3月、14階建ての新築高層マンション「プレミスト六甲道」(総戸数69戸)が住民に引き渡された。築30年以上たち、老朽化で空き室が目立った5階建てマンション(同36戸)を、住民らによる管理組合で合意して建て替えに踏み切った。

 販売した大和ハウス工業の担当者は「利便性が高く、マンションにふさわしい立地を新規で取得するのは難しくなっている」と指摘。同社が手掛けた建て替えは、これまで3棟にとどまるが、平成32年度には年間200戸、売上高100億円を目指す。

 昨年、老朽したマンションなどの建て替えについて法改正が行われ、建て替えには8割以上の所有者の合意が必要だったが、自治体承認の再開発事業なら、3分の2に緩和された。建て替えへのハードルが低くなったかたちだが、住民の合意に「数の論理」が持ち込まれ、協議が難航するケースも予想される。

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