産経WEST

【通崎好みつれづれ】いい子ちゃんかるた

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【通崎好みつれづれ】
いい子ちゃんかるた

レトロな絵札もユーモラスな「いい子ちゃん」かるた レトロな絵札もユーモラスな「いい子ちゃん」かるた

 東寺(京都市南区)のガラクタ市に出かけた。毎月21日に開催される弘法市(こうぼういち)は全国的に有名だが、毎月第1日曜日開催のこちらは、意外と知られていない。弘法市よりはぐんと店の数が少ないが、飲食の屋台、手作り品の店があまりなく、古物(ふるもの)を扱う店が主なので、骨董(こっとう)好きには見やすく人気がある。

 アンティーク着物の蒐集(しゅうしゅう)に躍起だった20年ほど前は、2つの市、ともに毎月欠かさず夜明け前から出かけていた。業者さんの搬入は午前5時。私も5時半頃には現地へ到着する。わが家から東寺まで自転車で10分。冬場は懐中電灯片手に、雨が降っても台風が来ても通っていたのだから、今から思えばあきれたものだ。

 しかし、最近、骨董市のたぐいは気が向くとのぞくくらい。普段使いの雑器を探したり、楽しいものが見つかったら買い求めたりする程度なので、のんびり出かける。今の私には、観光客が増え始める前、午前7時くらいがちょうどよい。

 ところで、最近思うのだが、戦後のものに古物のよき風合いが出てきた。これまで「ふん、戦後か」と見飛ばしがちだった昭和中期のものが、自然と目にとまる。そういえば昭和前期、中期、後期、という言い方にも随分なじんできた。

続きを読む

このニュースの写真

  • いい子ちゃんかるた
  • いい子ちゃんかるた

「産経WEST」のランキング