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【関西の議論】「これは丸パクリです」専門家が明言〝近松門左衛門そっくり〟ロゴ 行政VS商店主団体の知的財産権騒動

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【関西の議論】
「これは丸パクリです」専門家が明言〝近松門左衛門そっくり〟ロゴ 行政VS商店主団体の知的財産権騒動

兵庫県尼崎市が平成2年から使用している近松門左衛門をモチーフにしたロゴマーク(右)と酷似した「尼崎あきんど倶楽部」のロゴマーク。倶楽部側は「市の了承も得ている」と主張しているが… 兵庫県尼崎市が平成2年から使用している近松門左衛門をモチーフにしたロゴマーク(右)と酷似した「尼崎あきんど倶楽部」のロゴマーク。倶楽部側は「市の了承も得ている」と主張しているが…

 市のロゴは商標登録こそされていないが、市が著作権を管理。一般使用に関しては市への届け出制を取っているが、あきんど側から申請された形跡はないという。

 実は、市は3年ほど前から、あきんどのロゴの存在を知っていた。市職員がデザインの変更を求めていたのだ。しかし、変更されるどころか、あきんどは市長が出席するイベントでも自分たちのロゴが入った法被などを着て参加するなど使用を続けた。市の担当者は「いつか変更するだろうと思っていた」と話すが、事実上、黙認状態となっていた。

 市は昨秋、改めてあきんどにロゴの変更を求めた。その際、意外な事実を知らされる。そっくりロゴの使用開始が11年ごろで、20年近く無断使用されていたことが判明したのだ。

 このため、市とあきんどの関係者が今年2月7日、市役所で話し合いの場を持った。関係者によると、「ロゴを変えてほしい」と伝える市に対し、あきんど側は「長く使ってきて愛着がある」と答え、物別れに終わった。

あきんど側の主張は…

 あきんど関係者に「あきんどロゴ」誕生の経緯を取材したところ、あっさりと〝流用〟を認める答えが返ってきた。

 「会員の一人がマンホールにデザインされた近松のロゴを気に入って、あきんどのロゴを作った」

 ただ、〝流用〟との指摘に、関係者は「市にも了解を得ていると伝え聞いている」と困惑する。

 あきんどは8年、JR塚口駅周辺の市北部の活性化を目指し、地元商店主らで結成された「尼崎北あきんど倶楽部」が前身。18年に活動範囲を全市に拡大し、会員も200人を超える。バッジや法被といったグッズを作るなどロゴへの愛着は深い。

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