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【浅田真央引退表明】出身の愛知でねぎらう声「やり切った」「苦しいときも笑顔」「ゆっくりして」

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【浅田真央引退表明】
出身の愛知でねぎらう声「やり切った」「苦しいときも笑顔」「ゆっくりして」

 「よく頑張ったね、お疲れさま」。フィギュアスケートの浅田真央選手(26)が現役引退を表明したことを受け、浅田選手の出身地・愛知県では11日、子どものころを知るゆかりの人々からねぎらいの言葉が相次いだ。

 通っていた中京大中京高(名古屋市)のスケート部顧問、渡辺伸雄さん(62)は「スケート一筋の生活でやり切ったと思えたのだろう」と話す。

 高校時代から中京大(同県豊田市)のスケートリンクに通い、厳しい練習の合間もテレビで見せるおちゃめな様子はそのままだった。渡辺さんは「チャレンジ精神と明るい性格が持ち味。今までの経験を財産にしてほしい」とエールを送った。

 中学1年のころから滑りを見てきたという中京大スケート部の湯浅景元部長も「どんなに苦しい時にも笑顔で、私が教えられることが多かった」と振り返る。中京大入学後にはコーチングを指導するゼミに参加、一緒に豊田市長に表敬訪問した時には「将来は子どもたちを教えたい」と話していた。湯浅部長は「きっといい指導者になるのではないか」と語った。

 名古屋市の定食屋「互楽亭」は浅田選手が子どものころに練習したスケート場近くにある。店主の井上一夫さん(70)によると、小学5年の時から訪れ、いつも笑顔で「おじさん、チャーハンください」と注文。井上さんは「練習前に黙々と食べ、エネルギーを蓄えるようだった」と話した。

 2010年2月のバンクーバー五輪で金ヨナさん(韓国)に敗れた後の同年春、食べ終わって「銀メダルは悔しい」とつぶやいていたのが印象に残っているという。「今度はゆっくり食事しに来てほしい」と語った。

 またバンクーバー五輪のころまで2週間に1度は来ていたという豊田市のうなぎ店「今勝」の男性経営者(68)は「けがをしたこともあり、本人にしか分からない思いがあったのでしょう」とおもんぱかった。

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